ホームページ制作を研修する研修講師としては、実際にホームページ制作やコンサルティングも行わなければいけません。制作の現場を知ってこそ、即戦力となる人材を育成できる、というものです。
今日はコンサルティング先の会社で、ピザ窯を販売していますピザ窯JPさんのイベントにお邪魔してきました。イベントの様子や製品の撮影、取材、映像撮影などをしてきました。
ホテル・レストラン関係者の集う国内最大級のイベント、ホテレス2006が東京ビックサイトで行われました。
ピザ窯JPさんは、こちらにピザ窯を展示しています。そこで、普段は忙しい社長への取材や動画撮影、製品の特徴やウリ、こだわりなどを取材してきました。
企業のホームページ制作では、さまざまな目的があります。
ホームページからの問い合わせを増やし、販路拡大を狙うことがあります。今回のピザ釜JPさんはそのケースです。
ですから、会社パンフレット的なホームページの内容よりも、取引先や顧客となりそうなホテル・レストラン関係者の方々が必要とする情報を、いかに掲載するかがテーマになります。
実際、今回のようなイベントに来られないので、ホームページを見る、ということも少なくないのですから、ホームページライティングはとても重要な意味を持ちます。
さて、取材ですが、取引先が聞きたいと思われることを事前に考えたり、実際会場で聞かれたことなどを参考に、取材をします。そして、それにあうビジュアルを撮影します。ホームページに来てくれた人に単純なパンフレット的なページだけではダメです。
これから何千万円という取引を行うかもしれないのですから、こちらから素性や人となりを明かしていかなければ信頼感は表現できません。
さらに、撮影するにしても、固くない自然な表情で撮れるか、が大切になってきます。
ひきつった顔の社長の写真ならば、かえって逆効果というものでしょう。
一般の方やとくに職人気質な社長さんで、普段からあまり笑顔をされたことがない方の自然な表情を撮るのは、限られた時間の中ではとても難しいものです。
たいていは目をつむってしまったり、ひきつった笑いになったりするものです。
さらに、ホームページ的には手の動きや背景、身だしなみなども細かくチェックしなければなりません。
ホームページを見ている人は冷静に見ています。ですから、それに耐えるビジュアルや表情を限られた条件の中で撮影しなければなりません。
今日はそんな大事な撮影&取材を行ってきました。
ホームページの素材づくりは大変ですが、とてもやりがいのある仕事です。
>>>さらに、撮影裏話はこちら。またまた研修講師はあんなことを!
2006年03月15日